Microsoft 365とはどんなツール?できること・5つのメリット紹介
多くの文書作成や表計算が利用する Microsoft のクリエイティブ関連ソフト「Microsoft 365」(旧Office 365)。
本記事ではMicrosoft 365とは?の疑問にお答えすべく、概要や利用内容、利用のメリットなどについてご紹介します。
目次
そもそもMicrosoft 365とは?
そもそも、Microsoft 365とはどのようなサービスなのでしょうか。ここではMicrosoft 365の概要とOffice 2021との違いについてご紹介します。
Microsoft 社が提供するサブスクリプションサービス
Microsoft 365とは、Microsoft社が提供するクリエイティブソフトのサブスクリプションサービスのことです。月額料金を支払うことでMicrosoftのさまざまなクリエイティブツールを自由に使うことができます。
Microsoft社はもともと「Office 2021」と呼ばれる買い切り型のソフトを提供していましたが、
2013年にMicrosoft 365の提供をスタート。ソフトの集約がすすめられ、現在ではMicrosoft 365ですべてのツールの利用が可能です。
クラウド化されたことでアップデートやデータ管理が容易になった点、パソコンやタブレット、
スマホなどマルチデバイスに対応している点がMicrosoft 365の特徴といえるでしょう。
Office 2021とは?
先にもお伝えしたようにOffice 2021は買い切り方のソフトです。Office 2021はソフト購入することで永久ライセンスを取得する支払い方法を採用し 、一度購入すればその後は継続的に使い続けることができました。
しかし、2013年にMicrosoft 365の提供をスタートが始まってから、Office 2021の新規発売はなくなりました。マイクソフトストアや電気屋で買い切り版を購入することすることができますが
かなり古いうえMicrosoftもサポート対象から外しているため、おすすめできません。
現在のMicrosoft 提供ソフトの支払い方法は、月間もしくは年間単位でのサブスクリプション型と買い切り版です。
Microsoft 365をインストールするとできること
Microsoft 365を利用すると、おもに以下のようなことができるようになります。
Wordは、印象的な文書を作成し、より良い文章に仕上げるためのインテリジェントな機能が組み込まれています。
Excelは、複雑なデータをシンプルにして、読み取りやすいスプレッドシートを作成します。
PowerPointは、際立つ洗練されたプレゼンテーションを簡単に作成します。
Microsoft Teamsは、全員を 1 つの場所に集めて会議、チャット、通話、共同作業します。
Outlookはメール、予定表、タスク、連絡先を 1 つの場所でまとめて管理します。
OneDrive は、OneDriveファイルと写真の保存、アクセス、編集、共有をどこからでも行うことができます。
Microsoft 365を利用する5つのメリット
Microsoft 365の利用で作業の幅が広がることが分かったところで、続いてMicrosoft 365を利用する5つのメリットについてご紹介します。
常に最新版の状態で利用可能
Microsoft 365最大のメリットは、常に最新バージョンでソフトを利用できることです。 Microsoft 365の場合、バージョンアップのたびに再購入しなければ最新版を利用できませんでしたが、Microsoft 365なら常に最新機能を使うことができます。
1ライセンスで5台まで利用可能
Microsoft 365は1ライセンスで5台まで利用可能です。そのため自宅のデスクトップと持ち運び用のノートパソコンなど、用途に応じて使い分けることもできます。また、マルチデバイス対応な点もAMicrosoft 365の長所といえるでしょう。
ライセンス移動が容易
Microsoft 365のサブスクリプションには、同時にサインインできる Office のインストールの数を決定するサインイン制限があるので、 別のPCへラインセス移動や再インストールするなどをデバイスの管理だけで簡単に行うことができます。
TBのクラウドストレージが付属する
Microsoft 365は、1ユーザーあたり1TBの個人用クラウドストレージ (OneDrive for Business) が付いています。パソコンだけではなく、iPhone/iPad(iOS端末)、Androidスマートフォン/タブレットなどの複数の端末で使用が可能です。
サポート終了に悩まなくて良い
Microsoft 365は常に最新版のMicrosoft 365のバージョンをご利用いただけます。そしてもちろん、契約期間中はMicrosoftによるサポートの対象です。今までは最低でも10年に1度はサポート切れ問題が発生し、社内の総務やIT部門担当者が頭を抱えることも多かったと思いますが、Microsoft 365を使えば、もうサポート終了に悩まされることはありません!
Microsoft 365の利用には何が必要?
Microsoft 365の利用を開始するためには何が必要なのでしょうか。
ここでは、価格や購入方法、ダウンロードの仕方をご紹介します。Microsoft 365の利用を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
価格と購入方法
Microsoft 365には次の2つのプランがあります。
- Microsoft 365 personal プランプランが12,984/年 、Microsoft 365 Family プランが$99.99/年
Microsoft 365 Personalは、1つのサブスクリプションライセンスで1ユーザーがご利用できます。それに対して、Microsoft 365 Familyは、1つのサブスクリプションライセンスで6ユーザーがご利用できます。3つ以上ユーザーで利用する場合はMicrosoft 365 Family プランおすすめです。
はじめて利用する場合には30日間の体験期間があるため、まずは無料体験してから継続的に利用するか判断してみると良いでしょう。
ダウンロードは公式ホームページから
Microsoft 365はMicrosoftの公式ホームページからのダウンロードできます。
Microsoftアカウントサイトにアクセスし、ダウンロード/インストールが始まります。
インストール完了後はオフラインでもソフトを利用できます。サブスクリプションにアップロードする際やライセンス承認の際はネットワーク接続が必要なので、注意しましょう。
Microsoft 365の活用幅をさらに広げる
Microsoft 365の概要やメリットについてご紹介しました。