Microsoft Outlookとは、Outlook.comと違いを徹底解説
Office Home & Business 2021では企業向けのメールアプリ―Outlookが提供されていますが、Outlook.comなるサービスの存在をご存知ですか?
この記事では、メールソフトであるOutlookとOutlook.comの違いついて解説します。
ビジネスシーンに幅広けたい型はぜひとも参考にしてみてください。
Outlook (アウトルック)とは?
Outlookとは、コンピューター上の Office メール アプリです。
企業で使われるExchange Serverのクライアントソフトです。即ち、社内外のメール管理、スケジュール調整、連絡先管理等に使われるグループウエアです。
Outlookは、その多機能性から、ビジネス環境で広く採用されているだけでなく、個人ユーザーにも便利なツールを提供しています。
Outlook.comとは?
Microsoft が提供する Web ベースの無料メールです。 Outlook.com アカウントを所有している場合 (たとえそのアカウントの末尾が @hotmail.com、@live.com、@msn.com であっても)、Outlook.com にサイン インすることで、メールを読んだり、送信したりできます。
もともと「Hotmail」として提供されている無料メールサービスでしたが、2012年にMicrosoftが行ったブランドイメージ一新の一環で「Outlook.com」として提供されるようになりました。
Outlook.com の違い
最大の違いは、「どこにメールやカレンダー、アドレス帳を保存しておくか」に尽きます。
無料の Outlook.comを使うということは、個人のメールやアドレス帳をマイクロソフトのサーバー上に常に保管しておくことになります。
これによって、自宅の外にいても、別のパソコンのウェブブラウザやスマートフォンなどから自分のメールボックスを確認したり、メールを送ったりすることが出来るのです。
Outlookなら、すべてのデータを自分のパソコン内に保存してメールを送受信します。
同期できる
Outlookの画面上に、Outlook.com上に保存してあるメールやカレンダーを表示させ、編集することが出来るようになっています。
パソコンのOutlook側で作成したり編集した内容は、Outlook.com上に直ちに反映されるので、自宅にいても外にいても、いつでも同じ情報にアクセスすることが出来ます。
このような仕組みを「同期する」と呼びます。 つまりOutlookで受信したメールをOutlook.comで参照することも、またその逆も可能というわけです。もちろん送信もできます。
Microsoft Outlookとは、Outlook.comと違い
Outlook.comは無料で、非常に便利なWEBサービスと言える反面、個人的なデータを第三者であるマイクロソフトのサーバー上に、常に預けた状態になることを認識した上で利用する必要があります。
ビジネス用なら、セキュリティー面から考えて、Outlookがおすすめします。
Outlook 2021なら、Office Home & Business 2021やMicrosoft 365に提供されています。
Outlook 2021を単品で買うこともできまますが、セットで購入した方がお得です。