仕事でExcelファイルを編集している時、急にExcelの動作が重くなって、困ることがよくあるでしょう。
Excelの知識がない中で取り組むと簡単な作業でも数時間掛かってしまう。
そこで、今回は、「Excelの起動が遅い」、「Excelの動作が重い」原因と対処方法についてご紹介します。
目次
Excelが重くなる現象
仕事でエクセル(Excel)を毎日使っていましたが、ある日から、「Excelの起動が遅い」、「動作が重い」開くのが遅くなります。
Excelが重くなる原因
一般的に Excelの動きが重い・遅い・などの場合の原因は以下の4つの問題の可能性があります。
Excelのデータ量が多い
画像や数式がたくさん入っている
メモリ不足のエラーメッセージが表示された
Excelや使用デバイスがそもそも重い
ここに記載した解決方法に、記載の順序で従ってください。
Excelが重くなる時の解決方法
Excelのデータが多量
エクセルで500kbを越えると、かなり重たいです。ファイルサイズは、エクセルファイルのプロパティでチェックできます。
対策1:不要なデータとシートを削除する
1つのファイルにシートが多く存在する場合は、エクセルファイルを複数に分割することをオススメします。
また、隠しシートが存在する場合があります。シートタブを右クリックし、[再表示]になっている隠しシートがないか検討してみてください。あるなら、それをも削除してください。
対策2:非表示の列や行を削除
非表示になっている行や列があると、見た目のデータは少ないけど、かなりファイルが重くなります。ですので、非表示になっている列や行を消した方がいい。
この他に、Excelファイルを圧縮する、シートに貼られてる画像を削除するなどの方法でも解決できます。
Excel 図や画像を圧縮する
画像がたくさん入っている或いは、画像のサイズが大きい場合、2つの対処方法があります。
- 不要な画像を削除する
- 画像を圧縮する(画像を選択して「書式」→「調整」→「図の圧縮」をクリック)
数式がたくさん入っている、或いは複雑な数式があるとき、Excelの動作が重くなることがあります。
この時、数式が入力されている範囲を選択してコピーします。右クリックして「形式を選択して貼り付け」→「値」を選択すると数式が全て値に変わります。数式を値に変えるとサイズが小さくなります。
Excelのメモリを確認する
さっき言ったように、主に2つの要因で、メモリ不足のエラーメッセージが表示されますが、特にシート数が多い場合は原因になりやすいです。
この時、Excelの保護設定を変更する必要があります。
- タブ[ファイル]をクリック
- 「オプション]をクリック
- 「セキュリティセンター」をクリック
- 右側のセキュリティセンターの設定(T)…をクリック
- 「保護ビュー」→チェックボックス(3つ)をすべてはずす
パソコンを軽くする
Excelファイルに問題がある場合、Excelのアドインを除去します。アドインとは、RelaxTools Addinなどの、通常のExcelにプラスの機能をもたせることです。
使うもの以外すべてアンインストールした方がいいです。アドインを確認する方法は以下のとおりです。
タブ[ファイル]をクリック
オプションをクリック
アドインをクリック
不要なアドインを削除
パソコンそのものが重くなっている場合、パソコンを軽くする必要があります。
無題にソフトウェアが動いている、ほかのアプリをたくさん起動しているなどで、パソコンが重くなる場合があります。
パソコンが重くなっているかどうかを、[Ctrl] + [Alt] + [Esc]でタスクマネージャーを起動してチエックできます。
パソコンを軽くするには、windowsを初期化して再インストール、Excelを再インストールする、2つの方法をお勧めします。
まとめ
以上、Excel の動作が重くなってしまったときの原因と対処法を紹介しました。困った時の助けになれば幸いです。