Macで使えるOffice 2021 for Macとmicrosoft 365、二つの導入形態の違いは何なのでしょうか？それぞれのメリットやデメリット、向いている使い方についてまとめました。
目次
Office 2021 for Macの特徴
Office 2021 for Macと言えば、ほとんどの場合パッケージ版を指し、それをさらに、個人向けのOffice Home & Student 2021 for Mac、個人とスモールビジネス向けのOffice Home & Business 2021 と分類されます。
メリット
買い切り型で、サポート終了まで追加料金がありません。
（Office Home & Business 2021）Word、Excel、PowerPoint、Onenote、Outlookが利用可能。
（Office Home & Business 2021）商用利用できます。
二台のMacにインストールできます。
デメリット
最新バージョンのOfficeを無料で使えません。
Microsoft 365 Personalの特徴
Microsoft 365 Personalはサブスクリプション型で、月単位或いは年単位で契約して使います。
メリット
すべてのOfficeアプリが利用可能
最新バージョンのOfficeを（契約期間内）無料で使えます
5台のPCにインストールできます（Mac五台／Windows五台、Mac ３台、Windows 2台とも利用可能）
1TBのオンラインストレージが無料で使えます。
デメリット
年払い（或いは月払い）だから、毎年に利用料金が発生します。
長年間使うと、料金がめちゃくちゃ高くなります。
結局どっちがいいの？
商用利用するなら2つの選択肢
Mac版Office 2021を企業で利用するなら、Office Home & Business 2021と Microsoft 365 Personalがおすすめします。
Office Home & Student 2021 for Macが名前の通り、家庭と学生向けであり、企業で使われるアプリOutlookがないから商用利用ができません。
Office Home & Business 2021と Microsoft 365 Personalはご家庭での基本的な作業に加え、仕事でも使用できます 。
激安使いたいならOffice Home & Business 2021 for Mac
公式サイトでは、Office Home & Student 2021 for Macが25,704円、Office Home & Business 2021だと37,584円で発売されています。もちろん、後の追加料金がなく、2026年まで使えます。
それに対しMicrosoft 365 Personalは、1ヶ月1274円、1年1万2744円で発売されています。年額払いで長年利用すると、値段めちゃくちゃ高くなってしまいます。三年目で38,232円となり、パッケージ版のOffice 2021 for Macの価格を上回ります。
Office Home & Business 2021なら、ネットショップから最安15,000円で購入できます。
これで、「絶対的に価格重視！」という方はOffice Home & Business 2021 for Macがおすすめです。 こうやって比較してみると、同じMac版Officeとは言っても全く特徴の異なるソフトだとわかります。
やはり自分に合うOfficeを選ぶのが一番ですね。