Microsoft Office 2021の32bit版と64bit版、どれがよいのか?
Office 2021を購入する時、32bit版か64bit版で迷う方が多いでしょう?
32bit版と64bit版の違いは?どれをインストールすればいいのか?
それぞれの特徴を解説してので、参考してください。
32bit版と64bit版の違い
基本的なちがいは、「処理速度」です。
32bit版で処理出来る最大量は4GBと言われています。対して64bit版では約171億GB(16EB)という桁違いのメモリを搭載することができるのです。
一般的に32bit版のMicrosoft Officeは32bit版のOSを積んでいるPC用、64bit版は64bit版のOSを積んでいるPC用と考えられますね。しかし必ずしもそうとは限らないので注意が必要です。
32bit版のMicrosoft Office 2021は32bit版のOSでしか動作しません。
一方64bit版のOSでは32bit版・64bit版どちらのMicrosoft Officeもインストールして利用することができます。で、どちらの方がいいのか?という話ですが、Microsoftでは32bit版の利用を推奨しているようです。
Microsoft社はほとんどのユーザーに32ビット版の Office を勧める理由は、他の多くのアプリケーション (特にサードパーティのアドイン) との互換性が高いためです。
64bit版のMicrosoft Office 2021をお勧めの環境
- Excelでかなり大量の情報処理を行う必要がある
- クリエイター集団で、PowerPointを使用して情報量の大きいプレゼン資料などを作成している
- 一般企業でもプレゼン資料に動画やアニメーションを用いることが多く、情報量大きい
- Microsoft Officeのアドインやカスタマイズを積極的に行っている
- Microsoft Officeのセキュリティを強化したいと考えている
32bit版のMicrosoft Office 2021をお勧めの環境
- 各アプリケーションは一般的な利用しかせず、大量の情報量を扱うことがない
- 32bit版でCOMアドインなどのプログラムを使用している
- 32bit版のOSを使用している
まとめ
32bit版のOSには、32bit版のMicrosoft Office 2021しかインストールできません。
64bit版のOSには32bit版と64bit版のどちらでもいいが、大量の情報処理を行う必要がないなら、Microsoft社から推奨されている互換性の高い32bit版のMicrosoft Office 2021でいいでしょう。