仕事や職場でOfficeを利用したい場合、価格を知りたい方が多いでしょうね、この記事では、Officeのプリインストール版や永続ライセンス版、サブスクリプション版の価格と特徴ついて解説します。Officeの新機能も合わせて紹介しますので、参考にしてください。
目次
Microsoft Office の契約形態
Microsoft Office の契約形態は、以下の3つです。
- プリインストール版
- 永続ライセンス版
- サブスクリプション版
の３通りがあります。
では、それぞれの製品の特徴と価格を説明します。
Microsoft Office プリインストール版の価格、購入方法
Office プリインストール版とは、PCやタブレットなどのデバイスに購入するときにインストールされたOfficeライセンス形態。Office 永続ライセンス版と比べると価格は安いのはメリットですが、単体で購入する事ができないのはデメリットです。
プリインストール版 Office では、PersonalやHome＆Business、Professionalの三つの種類があります。
以下は、プリインストール版 Officeのアプリと価格
| Office Personal | Office Home＆Business | Office Professiona | |
| アプリ | Word,Excel,Outlook | Word,Excel,Outlook PowerPoint,Onenote | Word,Excel,Outlook, PowerPoint,Onenote |
| 価格 | 19000円 | 24000円 | 48000円 |
| 台数 | 永続 / 1 台 (搭載 PC のみ) | 永続 / 1 台 (搭載 PC のみ) | 永続 / 1 台 (搭載 PC のみ) |
プレインストール版の Officeは、搭載PCのみで、Office アプリを永久に使えます。毎年お金を支払う必要がなく、購入したパソコンが壊れるまで使い続ける。
Microsoft 365のサブスクリプション版
Microsoft 365のサブスクリプション版とは、定期的な料金を支払うことでMicrosoft Officeのアプリケーション群を使用できるサービスです。
この形式は、ユーザーが一度に大きな費用を支払うのではなく、使う期間だけ料金を支払うというフレキシビリティを提供します。また、常に最新のバージョンを利用できるというメリットもあります。
Microsoft 365のサブスクリプション版は、個人用から企業用まで様々なプランが提供されています。
例えば「Microsoft 365 Personal」は個人向け、「Microsoft 365 Family」は家庭向け、「Microsoft 365 Business」はビジネス向けに提供されています。
これらのプランは、Word、Excel、PowerPointのようなOfficeの基本的なアプリケーションに加えて、OneDriveのクラウドストレージやTeamsのような通信ツールなど、追加的なサービスも含まれています。
したがって、Microsoft 365のサブスクリプション版とは、定期的な料金を支払うことで、Microsoft Officeのアプリケーション群と追加サービスを使用でき、常に最新バージョンを利用可能なサービスのことを指します。
価格
Microsoft 365 Personalの価格は、
- 1ヶ月1,490円
- 1年間一括14,900円
Microsoft 365 Familyの価格は、
- 1ヶ月2,100円
- 1年間一括21,000円
となっています。
ECサイト、Amazon、ヨドバシカメラ通販でも「1年間ライセンス」が販売されていて、ソフトをインストールしライセンス認証してから1年間使用できるという形がとられています。
公式よりも、こういった通販サイトから購入したほうが少し安くなっています。
サブスクリプション版の中身は
- 常に最新のOfficeが使用可能
- ５台のすべてのデバイスにインストール可能
- Word,Excel,Outlook,PowerPoint,Onenote,Publisher,Access全て利用可能
- クラウド ストレージが利用可能
となっています。
Microsoftが提供する最新のソフトウェアが常に利用可能でさらに、PC、タブレット、スマートフォンなど、複数のデバイスで使用できます。
最新Officeアプリやクラウド ストレージまで使う人にはお得ですが、反面、使うパソコンは1台だけで、WordとExcelしか使わないという人には、かなり割高に感じるでしょう。
５台インストール可能なのは、Windowsだけでなく、Macintoshにもインストール可能で、それぞれの最新版のOfficeが利用できます。
Officeの永続ライセンス版
Officeの永続ライセンス版とは、一度の購入で永久に使用できるMicrosoft Officeのエディション（版）のことを指します。
Microsoftは、一部のユーザーが定期的なサブスクリプション料金の代わりに一度だけの支払いを好むことを認識しています。これらのユーザーのために、MicrosoftはOfficeの永続ライセンス版を提供しています。
「Office Home & Student for Mac 」や「Office Home & Business 2021」などがOfficeの永続ライセンス版の例です。
これらは一度の購入で永久に利用できますが、新機能の追加やバージョンアップデートを受けるためには、新たなバージョンを再度購入する必要があります。
したがって、Officeの永続ライセンス版とは、一度の支払いで永久に使用できるMicrosoft Officeのエディションのことを指します。ただし、新機能やアップデートを受けるためには新たなバージョンを購入する必要があります。
価格
以下は、Office の価格です。
- Office Home & Business 2021が39,982 円 (Word、Excel、PowerPoint、Outlookを含む)
- Office Personal 2021が34,273 円(Word、Excel、Outlookを含む)
- Office Professional 2021が68,773 円 (Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Access、Publisherを含む)
- Office Professional Academic 2021が 35,800円 (Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Access、Publisherを含むアカデミック版)
永続ライセンス版なので価格も安くすみます。ただし、 Microsoft 365のように自動でバージョンアップされないため、購入後は Office 2021のままとなります。新機能が追加されないうえに、次のバージョンを使いたい場合は再度購入する必要があります。
Officeの新機能ついて
それまでに追加された一部のMicrosoft Officeの新機能については以下の通りです：
AIを活用した機能
MicrosoftはAIを活用した機能を頻繁に追加しています。例えば、Wordでは”Editor”という機能があり、文法やスタイルのチェックをAIが行うことで、より洗練された文章を書くことを支援します。
また、PowerPointでは”Designer”という機能があり、プレゼンテーションのデザインを助ける提案を自動的に行います。
リモートワーク向けの機能
COVID-19パンデミックによるリモートワークの増加を受けて、Microsoftはリモートワークを支援する機能をいくつか追加しました。
例えば、Microsoft Teamsはビデオ会議や共同作業のためのプラットフォームとして強化され、多くの新機能が追加されました。
クラウド連携機能
Microsoft 365のサブスクリプションでは、クラウドストレージであるOneDriveとの深い統合が図られています。これにより、デバイス間でのファイル共有や共同作業が容易になりました。
まとめ
デバイスを購入した直後からすぐにOfficeを使用したいと考えている人には、プリインストール版が適しています。
永続ライセンス版は一度の支払いで永久に使用できるため、毎月または年間での定期的な支払いを避けたい人におすすすします。
サブスクリプション版は定期的にアップデートが行われ、新機能が追加されます。常に最新の機能や改善を利用したい人にはサブスクリプション版が最適です。